庄川は季節ごとに楽しい時間が⽣まれる。春には舞い落ちる桜の花びらに⼼踊らせ、夏の夜には満天を埋め尽くす星々に息を飲み、秋には⾍の⾳とさわやかな⾵の⾳に⽿を傾け、冬には⾳もなく降り積もる雪を楽しむ。そんな贅沢な時間がある。ならば忙しすぎる⽇常から⾃分を解放してみる。スマホをオフにして夜空に浮かぶ星を眺めてみる。効率という⾔葉では、測れないことの⽅が⼤切かもしれない。予定調和ではない素敵な偶然との出会い。旅はそういう時間を与えてくれる。
ここは砺波の奥座敷。五箇山に近く、古くから白川街道へ抜ける道として、多くの旅人たちに利用されてきました。庄川のせせらぎは子守唄に。鳥のさえずりは心地よい朝の目覚ましに。旅人に、疲れを癒し、風景を楽しんでほしいと思い、窓は大きく取りました。心穏やかに過ごしてほしいという願いから、和の趣を大切に設えました。ゆめつづりのお部屋で、庄川のせせらぎと共に流れる心地よいひとときをお過ごしください。
⽇本観光地百選にも選ばれた庄川峡。湯に浸かれば、⾃分がその⾃然の⼀部になったような感覚にもなる⼤きな岩⾵呂。⽊の⾹にも癒される檜露天⾵呂や露天かめ⾵呂。また貸切露天⾵呂には、江⼾時代から昭和初期まで、対岸にある三条⼭で採掘されていた緑⾊凝灰岩・⾦屋⽯(かなやいし)の湯船。こだわりの温もりもお楽しみください。
富⼭は、⾷材の宝庫。季節を⼤切に、旬を⼤切に、⾃分が⾷べたい!がその選択眼。特に「天然のいけす」と呼ばれている富山湾には、日本近海に生息する約3,400種類の魚のうち、富山湾だけでも約600種類もの魚が生息する。その季節の幸を、その地元で⾷べる贅沢。なぜ、当館が「⾵流味道座敷」という冠を付けているのか。料理は、⾷する⼈のこころを満たすために。